ねこきのこの頭の中

映画と本と自作ポエムをつらつらと。

TOKYO TRIBE

どうでもいい内容だなー、でもなんかオシャレだなー、時々いい感じにグロいなー、キャストすげぇなーとか思いながら、ラップに縦揺れしながら観てた。個人的には、竹内力がなに言ってるのかわからなくてウケてた。セリフの意味!w、そしてラストのカンフーアクションおもろくて、いつのまにか終わって平和だった!笑。

ふくわらい 西加奈子著

全260ページは熱くて乾燥していて血なまぐさくて優しくて生きていた。
主人公の定は確かに少し変わっているけど、野生の人間を体現しているようだった。
かつて人間はきっとこうだったのだろう。
言葉を持つ前のヒトとは。
恋や愛について人は簡単に言葉にしすぎるが、西さんなりに表現すると、ふくわらいなんだろう。
原点にかえれる、心打つ作品だった。
読み終えて幸せだ。

憤死 綿矢りさ著

一気読み。
人の人生のさみしさや厳しさを知った。
どれも不思議で実際には起こりえない話なんだけど、すべて真実でもある。
図書館で読み終わったのだが、鼻水出るくらい泣いた。、人知れず。
人生における涙とは誰も気づかないそんなものだろう。

サロメ 原田マハ著

今までのマハさんの作品とは一味違った妖艶な作品。
題材がサロメだからだろうか。
最後のページは手が震えた。
こんなにも波乱のある人生を送った3人は
天国でゆっくりできているのだろうか。