ねこきのこの頭の中

映画と本と自作ポエムをつらつらと。

パターソン

レンタルにて。

素晴らしい。
詩がキーになっている作品なのだが、まさに作品そのものが詩のよう。
パターソンの1週間はどこか寂しげで密かな狂いを帯びていて、アーティスティックだった。
普通の人の普通の毎日は実はこんな風に静かに続いていて、どこかに向かっていくのだろう。
毎日同じことの繰り返しと言うが、そんなことはなく、どこか新しい体験がある。
そんなことを感じられる作品だった。
作品の静けさや美にとりこまれた。


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村