怒り
本を購入して、1週間で上下巻読み終わりました。
読むのが遅い私。
面白くて惹きこまれて空き時間があればすぐに鞄から取り出して読んでいたので
いつもより早く読み終わりました。
「信じること」
これがこの作品のテーマ。
いかに心底人を信じることが難しいか。
そのことが書いてあったと思います。
私には遠距離恋愛をしている彼氏がいます。
遠距離恋愛。長続きする秘訣はお互いを信じることです。
私は基本的に彼を信頼しているので、連絡が遅くなったりしても問い詰めたりしません。
信じるってとても難しいことだけどその人を失いたくないので信じるしかない。
疑ったらそこで終わりだと思います。
そんなことを考えさせられる作品でした。
映画も見ました。
少し見せ方やセリフ等、原作とは違う部分はあったものの
根本的なテーマ「信じること」は同じでした。
映画に関して言えば、宮崎あおいさんの演技が素晴らしかった。
あの目に吸い込まれそうでした。
何度も泣いて目が腫れました。
原作を読んでから映画を観たほうがかなり理解できるのでその流れでオススメします。
あなたは心の底から人を信じたことがありますか。
東京
あなたと見上げた東京タワー
雲がかかって先が見えなかったね
まるで二人の未来みたいに
東京で仕事を探し、
東京であなたと出会い、
東京で恋に落ちた
忘れられない街 東京
君の匂いが漂うから
いまだに行けないでいるよ
田舎に帰った僕はただ息をしてるだけ
ゼロの未来
ヤバい。
超面白かった。
最近SFに目覚めてしまったあたしにもっとハマらせようという魂胆か。
世界観ぶっ飛んでるけどこういうの好きよ。
物理とか数学とか好きなあたしにはこれは大好物です。
なんとなく哲学的な部分もあり、ラストはなんか良かった。
またみたいかも。